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狛犬軒

狛犬などの想像、伝説上の生き物の石像を中心にした写真と不定期雑記。

長崎 孔子廟の香炉



孔子廟にある香炉には色んな幻獣があしらわれています。
脚には鳥のような顔が…。

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取っ手には人面(?)っぽい龍が居ます。

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香炉の全体像。

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前回の木製中華獅子があった門の屋根の下にあるもう一つの香炉には鮮やかな龍がいました。

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色々な小物の随所に面白い幻獣がいますね…。
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長崎 孔子廟の木製中華獅子



孔子廟の"儀門"の中に入っていくと、木製の中華獅子が居ました。

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てかてかした額、でかい耳が印象的です(汗)。
怖い顔ですが見ようによっては酔っ払いのおじさんに見えてきたり…。

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石の獅子ばかり見てましたが木彫りには木彫り特有の味がありますね。
神社の屋根に木彫りの狛犬が居ることがありますが、なかなか近くで見れませんから…。

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後姿、なかなかひねりの効いた動きのあるポーズです。

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門の中の床に直接置かれているので、番犬を放し飼いにしているような妙な迫力があります。
阿吽の意匠の違いはあまり無いようですね…。

長崎 孔子廟の龍福(りゅうふく)



石碑を背負ってるこの龍は龍王9番目の子で、特に重いものを好んで背おう“龍蝠”らしいです。
重いものを好んで背負うなんて、とっても"M"な龍ですね…。

こちらは右の碑。宋朝の米帯の孔子賛美の詩文が彫られています。

kousi13.jpg

左の碑は、唐朝の呉道子が詠んだ孔子賛美の詩文です。

kousi14.jpg

冒頭で「龍」と書きましたが、甲羅のある獅子…みたいな不思議な意匠ですね…。
碑の上には蛇体の龍がいるようですが。

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微妙に口の開きが阿吽の関係になっているのでしょうか?
…微妙かなあ。


長崎 孔子廟の中華獅子



唐突ですが今年の夏、長崎に行ってきました。
狛犬を求めて…というわけでもなかったのですが(汗)結果的にたくさんの狛犬、またはそれっぽい石像達にめぐり合いました。

まずはこの中華獅子、すごいデザインです。
大迫力!
巨大フィギュア…といった趣w。

kousi01.jpg

孔子廟の正門の「儀門」を護っています。
1983年に福建省から寄贈されたものです。

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ウルトラ怪獣にこんなのがいそうな勢いですね…。

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すごく生物感あふれる彫刻です。

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がぶりと食われそうな…でもどこかユーモラスなような…。

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子供や珠など、持っているものも繊細に彫られています。
まあ職人の味…というよりは最新技術…といった感じなのではありますが…。

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戯れる子供たち…。空間を生かした彫りになっています。

kousi10.jpg

後姿も動き出しそうな雰囲気です。

kousi11.jpg

儀門は昭和初期の台風によって破壊されましたが、1967(昭和42)年に再建されました。

しばらくこの孔子廟を皮切りに長崎の狛犬たちを紹介したいと思います!
…それにしても暑かったです…。



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ロック、アート、妖怪、怪獣、野球好きです。好きなチームは横浜ベイスターズです。
とりあえずここでは狛犬マニア目指して精進します。